シェアリングエコノミーと翻訳業界

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こんにちは、翻訳会社のルックです。
最近シェアリングエコノミーに関するニュースをよく目にします。
あるサービスを利用したり、ものが欲しいという時今までは買うしか選択肢がありませんでした。

それに対し、「自分が利用したいサービスや欲しいものを同じ気持ちを持った人たちとシェアすることでコストを分担したい」という欲求に応えたビジネスモデルです。
カーシェアリングや、シェアハウスを始めとして、古着を共有したり、普段使わないスペースを貸し出すなんていうサービスまで生まれ人気を博しています。

これらは実名制のSNSが発達したことにより、WEB上での繋がりへの信頼感が増したことでシェアリングエコノミーを世が受け入れるに至ったような気がしています。

「どこの知らない誰かとシェアするのは怖いけど、OOさんという名前が分かっていてどんな人かも分かっているから安心」ということです。ビジネスになるとそのリスク(信頼するリスク)も含めた対価を要求するのでコストは当然上がります。
SNSが(ある程度)信頼を担保することで、個人消費者間の取引(所謂CtoC)への心理的障壁は年々下がっているのでしょう。

さて、この話と翻訳も全く無縁のものではないと考えています。
例えば、Aさんがハーバード大学のある教授の論文を読みたいと思ったとします。
その論文は10万字あり、専門用語も多くとても高度な翻訳を必要するので翻訳を依頼すると10万円掛かってしまいます。
Aさんはとても10万円を一人で払うことはできません。
そこで、同じ論文を読みたい方が他に募集すると、20人の方が見つかり1人5,000円で翻訳を依頼することができました。

実は、これもれっきとしたシェアリングエコノミーですね。
そしてこの仕組みは言語の壁がもたらす情報の壁を打ち崩すビジネスになるかもしれません。

インターネットのおかげで国境を越えた情報化社会になったと言われていますが実はそうではありません。
それは複数言語を操るごく一部の人にのみいえることです。
私たちがアクセスできているサイトは私たちの知識の中のみに限定されます。
どういうことかというと、もし日本語しか理解できなかった場合、海外の情報に触れようとするとすでに翻訳されているものにしか出会うことはできないのです。

当たり前のようですが、これはすごく時代遅れな現象のように感じます。
まだ日本語に翻訳されていない本や、個人のブログにビジネスのヒントがあるかもしれません。
その大きな大きな壁を打ち崩せるのは、私たち翻訳会社なのかもしれません。

皆さんが一歩先を見据えることができる”ヒント”に私たちが関われるとしたら、こんな幸せな仕事はないのかもしれないなと思います。

翻訳なら株式会社ルック<東京都千代田区・秋葉原>